2008年4月29日火曜日

Hiroyuki_Sanada

先日27日、映画「スピード・レーサー」のワールドプレミアがロサンゼルスのノキア・シアターで行われました。観客は4000人規模で、ハリウッドを含めたロサンゼルス地区でも過去最大の規模だそうですが、そのワールド・プレミアには「ミスター武者」役の真田広之さんも出席していました。真田広之さん1960年に東京都品川区出身の現在日本を代表する俳優の一人として広く知られています。彼は非常にキャリアが長く、多くの映画に出演しています。国内映画での代表的な作品は1981年の「魔界転生」や、1983年の「里見八犬伝」、1984年の「麻雀放浪記」、1990年の「病院へ行こう」1993年の「僕らはみんな生きている」、1998年の「リング」と「らせん」、1999年の「リング2」、2001年の「陰陽師」、2005年の「亡国のイージス」。海外の映画では、2003年の「ラストサムライ」、2007年の「ラッシュアワー3」が有名です。彼は当初日本ではアクション系の俳優として活動していましたが、1984年の「麻雀放浪記」で演技派俳優としての地位を確立しました。また近年では海外での活動も盛んで、イギリスではあの世界の蜷川幸雄さんが演出した「リア王」で1999年から2000年のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演にも唯一の日本人として出演しています。蜷川さんも世界の名俳優たちと同等の実力をもった俳優は真田広之さんしかいないといった見解だったのかもしれません。世界的な評価を得た真田広之さんは「ラストサムライ」ではあのトム・クルーズさんと競演したことによって、その実力と認知度は世界的なものとなりました。真田広之という名前は芸名なのですが、あの「ソニー千葉」こと世界の千葉真一さんが命名したそうです。そしてその名前が今や「ソニー千葉」以上の認知度を得ようとしているのですから、本当にすごいことだと思います。さて、このたび発表されるこの「スピード・レーサー」なのですが、なんと原案は1967年にフジテレビ系で放送されていた「マッハGo Go Go」が原案だそうです。その劇中の「謎の日本人ビジネスマン、ミスター武者」とう人物役が真田広之さんですが、この「ミスター武者」という名前からは2枚目キャラなのか、3枚目キャラなのかまったく想像がつきません。はたして、どのような演技を見せてくれるのでしょうか?

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