2008年4月28日月曜日

PLAYZONE

少年隊が86年の初演から23年間ずっと力を入れ続けていたPLAYZONEという少年隊主演のミュージカルがあるのですが、今年の公演を最後に少年隊は卒業することになったようです。このPLAYZONEですが、通算公演は957回、そして観客動員数は138万人以上にものぼるそうです。ほとんどがオリジナルの脚本で、国産のオリジナル・ミュージカルとしては公演数、動員数は過去最多を記録しています。プロデューサーは20周年を迎えたくらいからもう世代交代を考えていたらしく、当の少年隊も世代交代は視野に入れていたようです。今後はPLAYZONEという名前はそのまま残しつつ後輩に託すそうですが、主演は未だに未発表です。少年隊といえば、1965年生まれの錦織一清さん、1966年生まれの植草克秀さん、1966年生まれの東山紀之さんの3人からなるアイドルグループですが、もともとは彼らを含めた当時のジャニーズJr.の総称が少年隊だったようです。少年隊結成当時は主にバックダンサーとして活動し、レコードデビューする以前から全国的に認知されている存在でした。まさにミュージシャンではなくアイドルとしてテレビやコンサートを多数こなし、1985年の「仮面舞踏会」でついにレコードデビューします。その翌年の1986年にPLAYZONEの活動をスタートしました。近年ではそれぞれソロでテレビドラマやCMの仕事をすることが多い中で、このPLAYZONEは3人揃ったところを見ることができる数少ない舞台でした。今年の公演は7月6日から8月31日まで東京都の青山劇場や大阪の梅田芸術劇場で行われます。これまでの名曲や、名シーンを再現するなど、集大成的な公演を予定しているそうです。錦織さんは「感謝の気持ちを込めて今年のPLAYZONEを作りたい」とこの最後の公演に並々ならぬ思いをよせています。2003年には「Vacation」という劇中の格闘シーンで東山さんが骨折するという事故が起きたのですが、「ファンに迷惑はかけられない」と1日も休演しませんでした。やはり、東山さんもこのPLAYZONEには計り知れないほどの思いいれがあるでしょう。後釜が誰になるのかはとても気になるところではありますが、誰がやるにせよ少年隊の意志を受け継いで頑張ってほしいとおもいます。

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