2008年4月25日金曜日

Keisuke Koide

世界のニナガワと、評価の高い蜷川幸雄氏が演出する「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第20弾である「から騒ぎ」に小出恵介さんが主演という大抜擢をされました。小出恵介さんと言えば、CMではプロミスや、マクドナルド、明治製菓やJCBUNIQROと大手企業のCMでおなじみの俳優さんですよね。雑誌でも、セブンティーンなどに登場していますのでそのルックスはかなりのものだということが伺えると思います。最近話題になったのが2007年の今井夏木監督作品の恋空に福原優役として出演していました。この恋空という映画、評判こそはそんなによくなかったように思いますが、携帯小説が現代の若者に与える影響力の大きさにはびっくりしてしまいました。さて、この小出恵介さんですが、1984年生まれの24歳、慶応義塾大学の文化部を卒業、容姿端麗でしかも英語、中国語などもたしなんでいるという、非のうちどころなどどこにも見当たらない青年です。ちなみに趣味はバスケットボールやギターだそうなんですが、趣味までもかっこいいですよね。もちろん演技の実力も最近の若手俳優の中ではかなり演技力があるほうだと思います。その演技力が今回の「から騒ぎ」主演の抜擢につながったのでしょうね。柳川氏が言うには、「明るくて影があって台詞が分かりやすい。さらに芝居の切り替えが早く、とてもいい俳優だと思っていたのでいつか一緒に仕事をしたかった。」とのことです。しかしながら、なんでもこの「から騒ぎ」、男性俳優のみで演じる舞台で見せ場のひとつに「男性同士のキスシーン」まであるらしいです。これには私もおどろきました。小出恵介さんはこれだけのイメージを作っておきならがもこういう役に挑戦するなんて、この若さにしてすごい俳優根性ですよね。柳川氏といえば、かなり厳しい演技指導でも有名ですがこの俳優根性と持ち前の才能があればきっと問題なくすばらしい舞台が出来上がるのではないでしょうか?本人も「厳しい状況のほうが何かが変わる。相手をうならせたいという気持ちになる。」とかなりやる気まんまんで、器が大きいなあと思いました。この「から騒ぎ」が成功を収めれば、今後はさらに一回り上の演技力をつけた小出恵介さんを見ることができるような気がします。頑張ってほしいですね。

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