2008年5月27日火曜日

Ako_Kawada

元TBSでフリーアナウンサーの川田亜子さんが26日に東京都港区の路上に駐車した車内で死亡しているのが発見されました。警視庁は、家族あてとみられる遺書が車内にあったことから練炭で自殺を図ったとみています。彼女は今月に入ってから、自身のブログなどで心身の不調を訴えていました。周囲が特に気にかけるようになったのは今月に入ってからで、12日付けのブログでは「母の日に私は悪魔になってしまいました」などとつづっており、そのほかにも「先週から口がうまく回らなく、どうしたものかと悩んでおりました」などと記していました。ネット上などで心配するファンの声が殺到して削除となりましたが、14日付けのブログでは「すみません」のタイトルで謝罪していました。このころ、複数の仕事関係者が川田アナの不調を目にしているようで、24日のトークショーでもうつむき加減の話し方や、抑揚のない声に対して心配する声があがっていました。もともと、彼女は仕事に真摯に向き合い、完璧さを求めるがんばり屋さんとして知られていました。TBSに入って2年目には、無理がたたって急性胃腸炎で倒れたこともあったほどです。所属事務所では、「体調は悪い様子ではありましたが、仕事はしっかりとしていたので安心していた」とコメントしています。しかし、練炭をつかった自殺は周到に準備を重ねてきたことが伺えます。調べによると26日の早朝に「車内で人が倒れている」と通報があり、三田署員が駆けつけたところ、グレーのフードつきパーカーにスカートという普段着姿の川田アナが、所属事務所名義で普段使用している白いベンツの運転席で助手席側に倒れこんでいたそうです。車内には2つの練炭が置かれ、上部には燃えカスがあったことから、死因は一酸化炭素中毒と見られています。助手席には家族あてとみられる白い封筒に入った遺書と、メモ書きがあり、遺書には家族への感謝の言葉が書き連ねてあったといいます。彼女は2007年にTBSを退社してフリーに転身しました。その後も仕事は順調に進んでいたようにも思えますが、仕事以外にも悩みなどがあったのでしょうか。

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