2008年5月19日月曜日

THE_BUS

「水の都」と呼ばれる大阪で定期運行されている大阪発の水陸両用バスが東京進出を計画しているようです。もしもこの計画が実現すれば湾岸を中心に開発がめざましいウォーターフロントの新しい目玉となることでしょう。全国初の水陸両用バスは昨年12月から大阪で本格的に定期運行されています。今年の1月には水陸両用タクシーも登場し、ニュース番組などでもとりあげられて大きな話題となりました。それが東京上陸となれば再び大きな話題となるでしょう。この水陸両用バスを運行する「日本水陸観光」によると毎日4から5便の定期ツアーをはじめ週末は予約でほぼ満杯だそうです。水に親しんできた大阪の町の良さをあじわってほしいと同社は語ります。そしてこの爆発的な人気に乗じて東京や横浜での営業を開始するようです。東京湾を望む東京都は大阪にも負けない水の都です。江戸時代から水路を有効に活用しており、現在も隅田川やお台場周辺で水上バスが複数路線を設けて運行されており、修学旅行客や観光客でにぎわっています。当面は観光用の水陸両用バスを計画しているようで、江戸風の屋形船スタイルの水陸両用バスが登場すれば、オフィス街から涼しい水辺に直行できるようにもなります。東京のみならず、横浜でもいろいろな利用方法が考えられます。例えばベイブリッジを通ったあとさらにベイブリッジをくぐるなんて芸当もできてしまうのです。運行開始時期やコースや料金は未だに不明ですが、東京の特徴をいかしたサービス形態はたくさんありそうです。大阪での運行コースは、市内中心部から大阪城、府庁を回って大川をクルージングし、陸路にあがって御堂筋を走ります。お花見の季節には大川沿いの桜を見ることもできます。陸上が70分と水上が30分で、料金はオンシーズンで(大人3600円)(小学生以下2300円)です。車体は国産の8トントラックを改造したCAMI社製のもので、39人搭乗することができます。そして陸上での最高時速は時速120キロ、水上では時速15キロ出すことができます。

0 件のコメント: