2008年5月11日日曜日

kameda family

協栄ジムとの関係悪化によって、契約解除を言い渡されていた亀田家が9日に契約解除に同意したそうです。契約解除に関する文書が提出された7日には、亀田家側が了承しなかったため両者は弁護士を通じて、お互いの同意の下で再度文書を作成ました。協栄ジムの金平会長は、押印ずみの書類を日本ボクシングコミッションを通じて亀田家側に提示し、その数時間後に亀田家側が文書にサインをしました。これによって亀田興毅選手と亀田大毅選手は正式に協栄ジムから離れて自由の身となりました。無所属となった亀田家は緊急に非難する場所として、東日本ボクシング協会に身分の一時預かりを申請し、これが承認されれば亀田兄弟は今後、東日本ボクシング協会の一時預かり選手として活動することになります。東日本協会所属となった場合はジムは日本ボクシングコミッションとの話し合いで決定します。試合出場時にはその受け入れを表明したジムでトレーニングをすることとなるのですが、過去に問題を起こしている亀田家を受け入れるジムを見つけることはそう簡単ではないようです。残された道は独立という方法が残っているのですが、亀田家が独立するためには10年以上ライセンスを保持してきた指導者を代表としてジムを設立することが必要で、現段階ではそういった人物はおらず、またコネクションもない様子です。東日本協会に申請を出したばかりですが、亀田興毅選手は、かねてからオファーを受けていた17日のWBA、WBCスーパーフライ級タイトルマッチの前座には出場したい意向のようで、11日にもメキシコへと出発する可能性があります。しかし、12日に行われる理事会で承認され、メキシコ行きが禁止された場合は世界デビューの舞台を前にとんぼ帰りをしなくてはいけない状況となってしまいます。これは協栄ジムのさじ加減次第なのですが、トラブル続きの亀田家だけにひと波乱あったとしても不思議ではありません。今後日本での現役活動が思うように行かなければ、メキシコなどの海外移籍という道も残されていますが、キャリアや実力から厳しいマッチメークとなるリスクが高くファイトマネーも期待できません。現役を続けるために敢えてその選択をして世界チャンピオンを目指すという選択もストイックなボクサーならばいとまないでしょう。

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