2008年5月8日木曜日

Sylvester Stallone

超有名ハリウッドスターであるシルヴェスター・スタローンさんが主演・監督・脚本を務めた映画「ランボー 最後の戦場」のプロモーションで来日し、7日に東京、有楽町にあるザ・ペニンシュラで会見を行いました。さすが大物俳優だけあってこの日は400人もの取材陣が集まった中、シルベスター・スタローンさんは同映画で共演しているジュリー・ベンツさん、グレアム・マクタビッシュさんと共に登場しました。そこでこんなハプニングが、「最後の戦場というタイトルがついているが今後のランボーはどうなるのか?」という質問に、ランボーのさらに続編の構想を練っていると答えました。しかもそのストーリーもすでにできあがっているのか、「メキシコで500人くらいの女性が行方不明になっているのをランボーが探して助けに行く」とかなり具体的なもので、まもなく製作に入る可能性まででてきました。第1作目の「ランボー」は1982年の作品で、監督はテッド・コチェフさんで、シルヴェスター・スタローンさんは脚本と出演を務めていました。この作品はシルヴェスター・スタローンさん本人が危険なスタントを多数こなすというリアリティ溢れる作品でした。ストーリーはベトナム戦争の帰還兵、シルヴェスター・スタローンさんが演じるジョン・ランボーが戦友に会いに行くシーンから始まりますが、その後地元の保安官であるブライアン・デネヒーさん演じるディーズルに逮捕されてしまいます。しかし屈強な人物であるランボーはオートバイを奪って逃走。かつてベトナム戦争で活躍したディーズルは、保安官としての面子を潰されたと思い、警察署の人間総動員でランボーを追いかけるのです。このチープなストーリーの中に、戦うことの無意味さを見事に描いていた秀逸作品でした。しかし、ベトナム帰還兵の悲劇を描いた内容が当時のアメリカでは受け入れられず大ヒットには至りませんでした。その後の2作目、3作目と発表されていますが、どれも大ヒットとまではなりませんでした。しかし、映画の歴史にいつまでも残るであろうこの「ランボー」という名前は誰しもが知るところでしょう。いったい「ランボー」の戦いはいつまで続くのでしょうか?

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